公開日:2018年9月13日
更新日:2022年4月8日
※記載の通信速度は、特筆ない限りすべてベストエフォートであり、規格上の最大速度を実効速度として保障するものではありません。
なお、ご利用環境により通信できなかったり、通信速度が低下する場合があります。
インターネットを光回線にしたいと思ったとき気になるのが、どんな工事が必要で、どれくらいの期間がかかるのかという点です。
今回は戸建て住宅で初めて光回線を利用する場合を中心に、光回線を導入するための工事について解説します。
光回線工事を行う当日は、原則として契約者が工事に立ち会う必要があります。
通常、光回線を電柱から家の外壁に引き込むための屋外工事と、室内に引き込むための屋内工事を行います。屋外工事では契約者がどこから光回線を引き込むかの指示や確認をします。とくに外壁に穴を開けるとなった場合は、その許可を与えたり場所を確認したりしなくてはなりません。
屋内工事も、室内の壁のどこに光コンセントとONU(後述)を設置するのかという指示・確認をします。Wi-Fiを使うにしろ有線LANでパソコンなどを接続するにしろ、光コンセントとONUをどの部屋のどんな場所に設置するかでインターネットの使い勝手も変わってきます。そのため、しっかりと指示ができるよう事前に場所をイメージしておきましょう。
ただ、以前に光回線を使っていたことがあるなどの理由で、すでに屋外と屋内の工事が終わっているケースもあります。例えば光コラボでの乗り換えであれば、これらの工事は必要ありませんので、立ち会いも不要です。
光回線では光ファイバーケーブルを使って通信を行います。光ファイバーケーブルはガラスやプラスチックで作られた細い繊維を束ねたケーブルで、光信号を効率よく通すことで高速通信を実現します。住宅地の道路脇に立っている電柱には、その光ファイバーケーブルが送電線や電話線と一緒に張られています。
光回線工事というのは、その電柱に架かっている光ファイバーケーブルを枝分かれさせ、家屋に引き込んで光回線を使えるようにするための工事です。詳細は次項で説明しますが、光通信を利用するには、まずは光ファイバーケーブルを家の中にまで引き込む必要があるということを理解しておいてください。
そもそも光回線の工事とは具体的に何をするのでしょうか。戸建て住宅の場合を例に、工事の流れを説明します。
まず最寄りの電柱から光回線(光ファイバーケーブル)を家屋へ引き込みます。多くの場合は電話線などと同じように空中を通して家の外壁まで架け渡します。その際、外壁にケーブルを固定するための引き止め金具などを取り付けることがあります。
さらに、光回線を室内へと引き込みます。引き込む方法は、すでに電話線の配管がある場合はそれを利用するか、配管に空きがない場合はエアコン用のダクトを利用します。引き込みたい部屋の外壁にそのどちらもない場合は、壁に直径1cm程度の穴を開けて引き込むこともあります。
通常はすでにある配管を通すので、賃貸の戸建てでも問題ないはずです。状況を見て穴を開けるしか方法がない場合は担当者から説明があり、その時点で工事を断ることもできます。
室内に回線を引き込んだら、室内の壁面に光コンセントを設置します。光コンセントは光回線とONU(光回線終端装置)などの機器を接続するための差込口です。ONUは光信号と電気信号を相互変換する装置です。
ここから先は基本的に工事業者ではなく、ユーザーが作業を行います。光回線をパソコンに接続し、スマートフォンなどをWi-Fiで使うには、ONUとWi-FiルーターをLANケーブルで接続するのが一般的です。ルーターはパソコンやスマートフォンなど複数の端末をネットにつなぐための装置です。光コンセントとルーターは直接、接続することはできません。
ONUは基本的に無料でレンタルされますが、ルーターはユーザーが購入して用意します。または、ONUの機能に加えてひかり電話に対応するルーター機能が付いたホームゲートウェイという装置を設置することもあります。ホームゲートウェイを使用する場合は、基本的にレンタル料がかかります(無料になるケースもあります)。
最後に、ルーターとパソコンを接続して初期設定をし、ひかり電話(光IP電話)を使うときには電話との接続も行います。
マンションやアパートなどの集合住宅では、すでに共用スペースに光回線が引き込まれていることが多いでしょう。各戸への配線工事まで行われているケースもありますが、スプリッタと呼ばれる分配器のみが設置されていて、配線工事は光回線を使いたい各戸の住民が回線事業者に依頼することになります。
配線工事を依頼する場合は、上記「光回線の工事内容:戸建て住宅の場合」の「3」と「4」の作業のみで光回線が使えるようになります。
また、中には各戸にも共有スペースにも光回線が引き込まれていないというマンションやアパートもあります。あるいはインターネットは使えるものの、引き込まれている回線がCATV(ケーブルテレビ)といったケースも考えられます。それでも光回線を使いたいというときには、新たに光回線工事を行うことになります。
集合住宅に新規で光回線工事を行うときは、管理会社や大家さんに確認をとって許可を得なければなりません。通常は共用スペースに光回線を引き込んで各戸に分配する「共同利用方式」を選択することになり、その場合はそれなりに大掛かりな工事が必要です。外壁に固定用の引き止め金具を取り付け、必要に応じて外壁に穴を開け、各戸への配線も行うことになります。
それ以外に、集合住宅でも個人で戸建てタイプのコースを利用する方法もありますが、そうした工事が可能かどうかは建物の構造などによって異なります。いずれにしろ、まずは管理会社や大家さんに相談するという形になります。
光回線工事にかかる費用と期間は次のとおりです。
費用はフレッツ光(NTT東日本・NTT西日本)やドコモ光などの回線事業者、さらに戸建てかマンション(光回線が未導入の場合)か等の条件によって異なります。また工事費が無料や割引になる新規・乗り換えキャンペーン、キャッシュバック等が用意されていることもあります。
DTI光の工事費用についてはこちらからご確認いただけます。
DTI光ご利用料金
期間は、申し込んでから1~2ヶ月後に工事というのが目安になります。工事自体は0.5~2.5時間程度で終わります。
光回線工事を申し込む際は下記に注意してください。
賃貸の戸建て住宅では、前述したように事前に大家さんもしくは管理会社に問い合わせて許可を得る必要があります。どんな方法で光回線を部屋に引き込むかに関係なく、一度問い合わせて相談してください。その上で、壁に穴を開ける必要がある場合は重ねて許可を取りましょう。
なお、光回線工事に限らず、インターネット工事では設備を撤去する際には新たに撤去費用がかかるのが一般的です。賃貸物件を退去する際は「原状回復」が原則なので、退去時に設備をどうすればいいのかについても確認しましょう。
戸建て住宅で最寄りの電柱から光回線を引き込む際には、まれにお隣の敷地上空を回線が通過するというケースが発生します。隣人から苦情が出ることもあるので、工事業者の担当者に確認し、必要ならお隣に許可を得ましょう。
以上、光回線の工事内容、期間・費用、注意点についてご紹介しました。上記を参考に光回線の導入をご検討ください。
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